事前の準備が大切|起業の融資が通りやすくなる3つのポイント

起業 2018年6月12日


 
これから起業したいという方にとって、融資でお金を集めることは初めての経験ですよね。「融資はどこで借りたらいいのか」「そもそも融資が通るのか」不安に感じている人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、起業家が融資を受ける際に注意するポイントを3つご紹介します。重視されるポイントを知っていれば融資が通る確率もぐっと高まるでしょう。これから融資を受けようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

融資を受けるための3つのポイント

起業家が銀行融資を受けるためには、「自分は借りたお金を返せる」ということを融資先に証明する必要があります。では、どのようにして証明すればいいのでしょうか。

 

1.自己資金を持つ

自己資金がないから融資を借りているのですが、自己資金は少しでも多く持っておいたほうが良いでしょう。自分たちで用意することができた資金は、自身の返済能力を示すのに重要な判断材料となります。そのため、融資を受けるためにはできるだけ自己資金は持っておく必要があります。

 

創業資金のうち自己資金が占める割合のことを「自己資金割合」といいますが、起業をするには事業全体の2分の1から3分の1は用意しておきたいところです。
また、自己資金が必要になったからといって通帳に一括で金額を振り込むと、そのお金は自分で貯めたものなのか、人から借りたものなのか疑いをかけられてしまうことも。少なくとも過去1年分の通帳履歴は確認されるため、自己資金は融資を受ける前からコツコツためておいたほうが良いでしょう。
 

 

2.返済の可能性を提示する

創業融資でお金を借りる場合、事業を成功させて確実にお金を返せることをアピールしなければいけません。そのために大事なことが、経験と信用、事業の将来性の3つです。

 

経験について

起業家のほとんどは過去に起業をしたことがないので、起業の経験を示すことはできません。そのため、起業前にどんな仕事をしてきたのかが大きな判断材料となります。起業をする前に会社員をしていた人は何年間勤めたのか、そして起業後のビジネスは会社員の経験が生かされるビジネスであるのかがチェックされます。

 

信用について

その人の信用は、個人信用情報などをチェックしてはかります。また、過去の公共料金の支払い情報などもチェックされます。

 

事業の将来性について

いかに起業家が信用に当たる人であっても、利益が上がらないビジネスであれば、お金を融資することはできません。そのため、将来的に返済の可能性がある事業であることを融資先に理解してもらう必要があります。返済の可能性は、事業計画上の利益が月々の返済額を超えているかを審査します。そのため、事業計画書が赤字続きであれば融資はもらうことができません。

 

3.資金の使い道を示す

融資してもらったお金をどのように使うかも審査においては重要です。融資してもらったお金の資金用途は見積書などで正確に示しましょう。もしここに資金用途が明確になっていないお金があった場合、融資は受けられないため気をつけなければいけません。

 

 

融資先は日本政策金融公庫がオススメ

一般的な企業の資金調達は、銀行など、民間の金融機関を頼るのが普通です。しかし、新規創業の場合、民間の金融機関ではなかなか融資を認めてもらえません。

 

そこでオススメなのが、中小企業や新規起業家に対し手厚い融資を行っている日本政策金融公庫https://www.jfc.go.jp/)です。日本政策金融公庫は企業や独立を目標とする起業家向けに2008年に設立されました。
日本政策金融公庫の融資制度の中でも、起業家向けの融資は主に次の二点です。

 

・新規開業資金

新規開業資金は、新たに事業を始める方や事業開始から7年以内の方にむけた融資制度です。融資制度は最大7200万円となっており、4800万円が運転資金、2400万円が設備資金として使用することができます。

 

・女性、若者/シニア起業家支援資金

女性、若者/シニア起業家支援資金は、女性や30歳未満か55歳以上で新たに事業を始めようという方や事業開始後7年以内の方を対象にした融資制度です。融資金額は新規開業資金と同じですが、性別や年齢制限さをクリアすれば融資を受けることができます。
 

 

しっかりと準備することが大切

融資を受けやすくするためには、起業の前から準備しておかなければいけません。慌てて準備しては、簡単に見破られてしまいます。そのため、今回紹介した3点を意識して、事前に万全の準備をして融資に臨みましょう。

Money Onword編集部

Money Onword編集部

難しいと思われがちなお金の知識をわかりやすく解説していきます。『Money Onward』でお金について賢く学んで、損せず得する人生に♪